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怒られた

去年俺が倒れる直前に急に連絡をしてきてくれた幼馴染(で、いいかな?>ちぃ) から連絡があった。ついでに泣き言を言ったら怒られた。でも怒られて嬉しかった。そうだね。何があっても俺は俺だね。みんなそれぞれ思うところがあって、それでもなんとかやっていってるんだもんね。不義理を詫びる間もなく泣き言なんて言ってごめん。俺は俺のやれることをやるから、ちぃもちぃのやれることをやってね。とりあえず今回の依頼の件は、俺の涙一回分とチャラってことで安心してね。

話はぜんぜん変わるけど、人間って生まれた時はただの針金の骨組みみたいなもんで、いろんな経験やら知識ってのがそこに肉付けされた粘土みたいなもんだと思ってる。こういうのを塑像って習ったと思うけど、彫刻との大きな違いは間違えたときにやり直しがきくところだって教わった。彫刻は一度削りすぎたら基本的にやり直しがきかない。だけど塑像なら何度でもやり直せる。要らない部分は削り落とせるし、目立たせたい部分に更に肉付けをすることもできる。今までの俺、特に倒れるまでの俺は、肉付けするほうばっかりに目が向いてた。でも今は要らない部分をどれだけ削れるかってことに目が向いてる。要らない部分はどんどん削ぎ落としていって、そうして身軽になったら今まで足りなかったところに今度は足していく。たぶん球体が理想的なのかもしれないけど、それは無理だと思うしつまらない。いびつだけど見てるとなんだかにやけちゃう、そんな形に仕上がったらいいと思ってる。

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